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2005年11月

2005年11月30日 (水)

少しばかりアバウトな

神もまた 慈悲深いので いたらなさ たいていたぶん 許してくれる

神様がいて僕がいる。
結構素通りして何でもかんでも無事に過ごしている。
そのことだけを感謝して、いたらない自分を生きていく。

2005年11月29日 (火)

傷ついた革靴

過ぎし日の 灯りとともに 思い出す あの頃いつも 履いてたシューズ

過去を照らす灯りがともされる。
傷ついたスパイクシューズは夕暮れの部活の思い出。
あれからずいぶん太ったことは内緒の話。

2005年11月27日 (日)

今日も手紙を書きます

便箋を 埋め尽くしても なお余る 書きたいことが あなたに宛てて

ラブ・ミー・テンダー、ラブ・ミー・トゥルー。
ぼくのことを忘れないで。
いつも一緒に連れて行って。

2005年11月24日 (木)

待ち人待つ人待っている人

ゆつくりと 曲が流れる たららんと も少し早く 来てくれたらと

タイミングというものがあるらしい。
曲のテンポはいつもどおり。
メールの返事を待ちわびていた。

2005年11月23日 (水)

もっと感じていたい

窓枠に 身を乗り出して 太陽を 感じていたい 秋風の中

もっと光を。
カーテンをさっと開けると光がある。
もっと太陽を感じていたい。

2005年11月22日 (火)

海の向こうに あるという。

私にも それならできる 一人でも 海の向こうの うたを探しに

一人でもできること。
カップラーメンを作ったり、おまわりさんに道を尋ねたり。
海の向こうに思いを馳せたり。

2005年11月20日 (日)

静かに踊る

青白い 小さな光 ちらついて 静かに踊る 蛍の光

一度でいいから見てみたいな。
乱舞する蛍の群れ。
地元で蛍が見られるようになったらうれしいな。

2005年11月18日 (金)

素敵にな~れ。

あの頃は 背伸びをしたい 年頃で 大人になれば 一輪の花

すらりとした清楚な大人の女性にあこがれて、
同級生の男の子たちを子供っぽいと思っていたかのような。
みんな素敵になったのです。

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